No.185 とあるマクドナルドのいま

その日は出張先から戻り、自宅付近に着いたのは22:30ころ。
近所の飲食店はもうやっていない。

何か食べようと、普段は行かない24時間営業のマクドナルドへ。

店に入ると、客は1組。スタッフは4名ほど。

オーダーをしようとカウンターへ。並んでいる客もいない。
そうすると、男性スタッフがカウンターの上に伝票を拡げて整理している。
自分が近づいても「いらっしゃいませ」の声もかけない。こちらを気にするでもない。
※深夜2:00くらいのコンビニでこんな感じの風景をみることはあったりする。

声がかかるのを待ったが、十数秒経過してもナシ。
男性スタッフからは2mも離れたところにいない。

「注文しても良いですか」と自分から言う。

男ス 「何にしますか?」
自分 (その前に「いらっしゃませ」は?)「えびフィレオセット」
男ス 「○×△◎☆」
自分 「えっ?」
男ス (繰り返す)「○×△◎☆」
自分 「何?」

早口で、まったく聞き取れない。外国人スタッフかと思ったが、ネームプレートを見ると日本人である。
そのスタッフは2回伝えても、客にまったく伝わっていないことが分かっていないようだった。
仕方が無いので、何を伝えようとしていたのか推測してみる。おそらく「ドリンクは何にしますか?」だろうと。
自分 「スプライト」と伝える。
そうすると、そのスタッフは「ポテトセットで良いですか?」と。
スタッフが最初に伝えたのは「どちらのセットメニューにしますか?」らしかった。

その間、スタッフの会釈はまったく無かった。
マクドナルドと言えば「スマイル0円」である。ただこのときは「スマイルゼロ」である。

オーダー後、待っている間「マクドナルドに来なければよかった」と思っていた。

もうファーストフード店としてサービスが完全に成り立っていない。。。
おそらく教育もほぼなされていないだろう。

今回の件でFC店レベルでは、そこにコストと時間をまったくかけておらずレベルは低下の一途を辿っていることを現実として知った。

マクドナルドは、ファーストフードのリーディングカンパニーだったはずである。
異物混入問題から業績は低迷している。
それが世間の注目となり始めたとき、
「自分の選択肢」からマクドナルドは既に消えていた。

今回の店には「安全・安心をつくる社内活動をPRする資料」が掲示されていた。

本当に実現できるのか?

以前であれば、
「マクドナルド頑張れ、期待してます。」と言えたが、今回の件で「まず無理だろう」とより強く感じてしまった。末端レベルでこれであれば、まだまだ迷走は続くだろう。

※本来は直接文句をつけるところだが、あまりにも現実が酷すぎたので書くこととした。

株式会社シーアークスHP


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