ビジネスは、やれば必ずしも上手くいくわけではない。
充分な成果が得られなかったり、失敗するケースの方が圧倒的に多いだろう。
常に素晴らしい成果を上げ続けている会社があったりする。
どうやって、そうなれたのか。
そのような会社は、
過去の歴史の中でトライ&エラーを繰り返し、その都度で反省→軌道修正し、現在の強い会社になっているパターンが多いようだ。
それが実際にできるか、ということである。
社歴が長くなってくると、
なかなかトライ&エラーをしなくなる。
「新しい取り組みで余分なリスクを抱えるよりも、既存に注力する方が安全だ」
という考え方が強くなる。
例えば、インターネットから得られるビジネス情報は、たくさんあり便利である。
しかしながら、その情報がトライ&エラーの行動そのものを抑制してしまうこともある。
新たな取り組みを考えた場合に、情報をみて「上手くいかないことが分かった」ような気になってしまうということである。
※逆に「上手くいくことが分かる」こともある。
やる前に失敗することを考えても、新たな成果は無い。
このような場合、
「リスクテイク」という言葉をあらためて考えてみる。
「失敗する可能性はあるが、敢えてリスクをとる」
という意味である。
これも判断である。
成功と失敗は紙一重である。
その紙一重のポイントは、
・実際に行動したかどうか
・間違いがあれば、成果に向けて正しく軌道修正できたかどうか
・成果に拘ったかどうか
リスクテイク、
ときには考えて選択しなければならないだろう。