最近では「前ほどは儲からなくなってきた」という会社は多い。
「儲からない」=「(過去と比較し)収益性が低下している」ということである。
「収益性が低下」すれば、企業に得られる利益は減少する。
収益性が低下する要因は、
①同業企業に競争相手が増え、受注競争が激しくなる。
(海外企業までが相手であれば競争はより激化する)
②競合で「儲け度外視?」であるかのような価格を提示し、結果的に市場が荒れる。(それまでの市場相場が崩れる)
※このような会社は”カテゴリーキラー”と言われたりもする。
稀に本当に”ビジネスとして低価格を実現”し、同業を駆逐してしまう企業も現れる。
③顧客事情(原価低減)により、サプライヤーへの値引き要請が激しくなる。
①~③はどの業種にもレベルは違えどほぼ起こり、企業は対応を余儀なくされる。
ただ「この状況に陥るのは避けられない」と考えるのでは、商売をするモノとしては面白くない。
「儲けること=商売をやっている目的」である。
その”本来の目的”に立ち返った場合に、何を考えていくべきか。
「利益はどうなのか?」
「利益を出すための商売の選択肢はどうなのか?」
をあらためて考えなければいけない。
もっと実感として理解するならば、
『損益計算書を下から逆に見てみること』
をオススメする。
「いかに収益性が低下しているか」をあらためて実感できるし、
その収益レベルを見て「悔しい」と感じるだろう。
※もし悔しいと感じることすらできないとしたら、
経営者としては「諦め病」という重い病に懸ってしまっていると考えた方が良い。
「収益性が低くなってしまった(→仕方ない、なんとか利益が出るようにコストダウンしよう)」
ではなく、
※経営者レベルでこの感覚がずっと続くと、高い確率で企業は”ジリ貧状態”になる。
「収益性が低下しており、大きく発想を変えてアクションしないといけない」
にならないと、”これからのスタート地点”に立つことはできない。
いまの業績をどう捉えるか、
各社各様だが、それだけで「向かうべき方向とやること」は大きく異なってくる。
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