No.162 仕事の配分と将来の組織・人材づくり

どの会社にも、いわゆる「できる社員」がいる。

「できる社員」は成果を上げる能力が高く、マネジメント側からは重宝される。

そのような「できる社員」には、重要な仕事が集中していく。

マネジメント側の立場からすれば、計算できる人間にやらせた方が安心できる。

会社としては、より確率が高い選択肢=「できる社員」で成果を上げていこうとするのは当然であり、成果を最重視するという観点ならば、最善の選択をしているように写る。

しかしながら、「できる社員」のみに知識・情報・経験値が集中=偏重していくことは将来的な組織のリスクを生んでいくことになる。

「できる社員」に集中していく一方で、その他の人材は十分な経験ができず、成長・レベルアップが停滞していく。

それが続けば、将来的な人材の選択肢の幅が狭まっていくことになり、全体の総合パフォーマンスが停滞していく。

成果も大事だが、将来の組織・人材づくりも見越して仕事の配分をコントロールすべきである。

将来に向けた組織・人材のマネジメントができるか。

マネジメントする側の責任は大きい。

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