No.9 人の革新のポイント(その2)


「人の革新のポイント」(その2)とし、
「組織に必要とされる人材像」を解説する。

いかに素晴らしい戦略や計画であれ、実現するための条件が整っていなければ展開できない。

その条件には、4つの重要ポイントが挙げられる。

1.資金力

会社を運用するには資金が必要である。より大きなビジネスを展開していく場合は、資金調達力も求められる。
資金を得たなら、それを有効にコントロールできるかが生命線となる。

2.組織・人材力

組織力を発揮するには、人材基盤の充実度が問われる。
採用・教育・評価により、強い人材基盤を整備していく。

3.管理力

成果に向け、シビアに管理・マネジメントできるかが求められる。
実行レベルをはかり、問題があれば是正していく。

4.情報マネジメント力

世は様々な情報が溢れている。
新たな情報もタイムリーに入手しつつ、戦略・計画や上記1~3の運用に反映していかなければならない。

上記1~4の条件の内、最大のポイントとなるのが、

「組織・人材力」である。

戦略・計画を遂行できる人材がいてこそ、その実現性は高まる。

「求められる人材像」の要件には、5つのポイントがある。

1.組織の原理・原則の理解

組織というものをよく理解しており、またその組織を自分の力で引っ張っていこうとする意識が強い。

2.戦略・計画の遂行力

戦略・計画を遂行するための「広範な知識・スキル」が必要となる。

※必要な知識・スキルは広範であるため、あらためて述べる。

3.セルフモチベート

自身に与えられたミッションへの
「自己動機づけ=セルフモチベート」ができる。

4.発揮能力

一番求められるのは「発揮能力」である。
能力とは「保有」のみならず、「発揮」しなければ意味はない。

5.提案力

戦略・計画は、よりよい結果につなげることが大事である。
そのプロセスにおいて、「提案」により実行レベルを上げることを支援する。

上記5点について、主要人材が要件を満たしていれば、戦略・計画の実現性は高まる。

いかにその人材層を充足させられるかが、戦略・計画の遂行における最大のポイントとなる。

そのためには、人材層を充実させるためのプランニングが必要となってくる。

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