No.193 「ビジネスを創る」を考える

自分だけで仕事が完結できたら楽だが、そんな事はまずありえない。

ビジネスにおいては、ほとんどのケースで「自分と他者」が存在する。

「自分と他者」とは、
・仕事をする人とカネを払う人
・同じ目標を目指すビジネスパートナー
・仕事をする人=価値提供する人とそのお客さん   など。

そこから新たに「創造的な何か」が生まれるか否かは、それに関わる人が「どう考え行動するか」のレベルに尽きる。

この「レベル」というのがポイントで、それは常に一定ではなく「上がったり、下がったり」する。

レベルが上がるときは単純で「上手くいってるとき」
下がるときは「上手くいかず、どうなるか見えないとき」

ただ冷静に考えれば「どうなるか見えない」のは当たり前だ。
先のコトだからである。
現時点のアクションのレベルが不足していれば、なおさらである。

そういう意味では、ビジネスの成果は関わる人の意識・捉え方のレベルに左右される。人の「ヤル気・熱意・関心度」がその成果に大きく影響するということだ。

すべての人が「ヤル気・熱意・関心度が高い」ということはまずない。普通はほとんどの人が「低い」と捉えた方が良い。

しかしながら、ビジネスを上手く進める主体となる人は関わるすべての人の感情レベルもコントロールする。

「人を感情で動かし、新たな成果を創る」ことは、「新たな価値=ビジネス」を生みだす真髄なのだろう。

それを確信し実行できれば「現時点ではまだ無い未来の成果」は得られる。

「誰かがチャンスを作ってくれる」
「自分はソコに上手いこと乗っかる」
ということを必死に考える人もいる。
手っ取り早く美味しいところだけを得るには一番の手段だ。
※このやり方はアリだが、やれるのは「”自分の利益だけ”を追及できる人」のみだ。

しかしながら、このような行動をする人は自分で考えて実行する力はつかない。この力は筋肉のようなモノでに実践で鍛えることでしか得られない。
自分で考えて実践することで初めて自分の血となり肉となり、実質的な経験値となる。

「ビジネスを創る」のは、身を削りつつ実行した者のみが実現していくコトであると、あらためて思う。

株式会社シーアークスHP


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