コンサルタントの仕事は、
「考えること」そのものがテーマである。
「考えること」ができなくなったら、
終わりと言ってもよい。
ただ、どうしても答えが出なくなるときもある。
それは能力の限界の問題ではなく、
「答えが出せない状態に陥っている」だけである。
(と思った方がまだ救いになる。)
人間は考えれば考えるほど、意識が集中していく。
しかしながら、意識を集中させていくポイントが間違っていることがある。
いわゆる「ピント外れ」である。
「ピント外れ」では、どんどん深みにはまり、まず正しい答えが出ることはないだろう。
答えを出すためには、
・自分が答えを出せる冷静な状態にあるか
・見ているポイントは正しいか
客観的に自分自身を評価できなければいけない。
ただこれすらできない精神状態のときもある。
そのときは、以下の3つをやることにしている。
1.見ているものを変える
2.時間を変える
3.場所を変える
煮詰まったら、一度リセットすれば良い。
真面目な人は、なかなかやりづらいかもしれないが。
これは「自己否定→チェンジ」して、
「発想の転換」ができる条件を確保する作業でもある。
考える仕事をしている人は、
「決めること」もできるが、
間違っていれば「変えること」も柔軟にできる。
そうでもしない限りは、
本当の答えは出ないからである。
That’s the thniikng of a creative mind