No.133 後継経営者に会社を継承することとは

後継経営者は、会社が続けば、必ず必要となる。

・創業者(初代)から2代目へ
・2代目から3代目へ  など

必ず、そのときはやってくる。

現在、世間を賑わしている某企業の会長と社長の話も、経営権の継承の過程で起こったことである。
個人的な見解だが、問題となった理由は様々であるだろうが、
「継承の手順を間違えた」ことが、一番の問題だろう。

創業者から2代目に継承するのは、難易度が高い。

何故なら、その会社にとって、初めてのことだからである。

また、親族ではない人に継承するのもエネルギーが要る。
資産継承も伴うため、親子などの親族間の方がまだやりやすい。
親族であっても、「他者」であり「別人格」である。
それだけでも、大変ではあるのには変わりない。

現経営者からすると、自身が認められる人に後継者になってもらいたいという気持ちも理解できる。
当然のことである。

ただその考えが、100%満たされることは、おそらくないだろう。

後継経営者・不在で苦しんでいる会社もある。

会社の倒産・廃業は毎年あるが、

その中でも廃業の理由でみると、
「代表者の高齢化」+「後継者の不在」が多い。
(中小規模企業・約30%、中規模企業・約6%)

後継経営者として
「誰かを指名しなければ」もしくは「育てなければ」、会社は続くことはない。

そこで、後継経営者像として、どんなタイプがよいか、考えてみた。

1.今の会社の資産(ヒト・モノ・カネ)を活かせる
2.管理力がある
3.人望がある

シンプルだが、上記3点であり、リーダーシップをとる際のポイントでもある。

特に大事なのは、3の人望である。
もし無ければ、高い確率で組織は崩壊する。

戦略構築力など、事業展開の能力があるなども条件だが、後継経営者が、会社を動かす能力の全てを持っていなければいけないかと言うと、そうではない。
戦略構築・事業運営なら、幹部役員の方が優れているなんてケースも多い。
※後継経営者が能力の全て持っていれば、なお良いが。

組織・人材により、
①体制づくり、②意思決定システムの整備
で、カバーすれば良い。

後継経営者に求められること、後継者の育成。

世の中の企業が考えるべき、共通テーマであり、具体化しないと、企業の存続はない。

㈱シーアークス ホームページ


No.133 後継経営者に会社を継承することとは」への1件のフィードバック

  1. Dayana

    Thanks so much for persuading Iva to post, Womag. What a revelation! I was particularly interested in her habit of unstapling and stapling – oh, and the cryptic messages written on the marsocripts.Unfuntunately, she hasn't sent me an email though so I suppose there are more brown envelopes on their way to me. Sigh! Perhaps I've got it wrong. Maybe my tales of serial garroting don't come under the heading of cosy crime.

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