No.208 コロナ不況とその後の展望①

世はコロナ不況の真っ只中です。まだまだ先は見えません。

特効薬ができるのがいつなのか、
それが終息へ向かう唯一のポイントであることは周知のところです。

このような未知の脅威に遭遇したとき、
なかなかよい答えは見つかりませんが、
「歴史に学び対応していく」というのも一つの選択肢だと考えます。

過去の歴史でも、天然痘・ペストなど、疫病・感染症の流行があり、その拡大が元で一国が滅ぶという最悪なケースもあったようです。
ただ、どんな疫病・感染症でもいずれは沈静化・終息していきます。
その後、必然的に「世の中の常識・価値観や前提の変化」が起こり、「大きな変革につながる」のは歴史的に繰り返されてきたようです。

■ ビジネスモデルの憂鬱

ビジネスモデルという言葉があります。
ビジネスモデルは、独自の戦略や経営システム構築など、経営でやることの重点を絞り、経営効率を高め、付加価値向上に貢献していきます。
ビジネスモデルの確立ができている企業は「業績を安定的・継続的に上げていくことができる」とされてきました。

しかしながら、、、現在はコロナ不況の影響で市場は大きく変貌しています。需要と供給の急減・消費減速が凄まじいレベルで起こっています。
ここまで広範囲かつ急激な変化が起これば、ビジネスモデルの前提条件も大きく変わり、業績急降下・対応不可に陥ります。
「既存のビジネスモデルは、ほぼ通用しなくなる」ということです。

■ それでも先を見る ~変化へ対応~

ここからは、先を考えていく会社向けの話です。

どの企業においても、危機に直面したときは「その危機を回避すること」が当面の最重点課題です。すべての企業は、今まさにそういう状況で、しばらくはそれが続きます。
ただ、いずれ危機回避できるときは必ずやってきます。
その後の変化に備え、想定とシナリオづくり、実現するための前提条件の確保・準備 はいまからでもやっておくべきです。
※「やっぱり、それどころではない」という会社は「現在のことに集中して対応、危機を乗り越える」でよいです。

コロナ終息後の変化の展望を推測すると、その後の市場も大きく変貌していくことが見込まれます。
これまでの常識や成功条件はほぼ通じず、それに変わる「新しい考え方や定義」が生まれていくことでしょう。

変化のキーワードは、
通信・非対面・非接触・効率・少人化・リスク対応 だと考えています。

これを、企業の取組みのポイントに落とし込むと、
例えば、、、


1.既存先・狙い先の定義の見直しと対応
①ベース売上高の対象と定義の見直し
②重点先のシフト
需要変動に左右されない企業の定義と開拓
(外需型企業→内需型企業、一般需要→政策需要)
③売上構成の変更・シフト
→よりリスクヘッジできるような構成に変える


2.組織・人材体制の大胆な変更
長年の社内課題も同時に解決するレベルで実施
→基本方向は「すべての業務の少人化+省人化」
→変化に強い組織にする


3.業務システムの効率化 ※究極レベル
①すべてのムダ・ムラ・ムリの排除→業務効率の向上
②情報集約・管理の仕組みの見直し・改善
※3は、上記2を実現するための前提条件でもある


というのが、現段階で言えることです。
※この部分はあくまで現段階の想定レベルの話です。
今後、必要に応じて追加・修正していきます。

既に大企業・中堅企業の内、混迷が終息したその先を見据え、様々な角度から対応策を検討している先もあるのでは、と推測します。
その検討ポイントは「現状維持で危機を乗り越える」ではなく「その先も見据えて変革する」だと考えます。

中小企業でも「資金力・対応力の面で不利」という実情はありますが、可能な範囲では対応準備はしていくべきと考えます。

コロナに負けるな! です。

株式会社シーアークス HP