手羽先かっちゃん。
最初に店を見つけてから、初めて行くまでに5ヶ月かかった。
ある日、ふらりと独りで初めて行った。
何故にふと行ったのか、それには特に理由はない。
店に最初に行くときとは、そんなモノだ。
手羽先かっちゃんは店名どおり、手羽先を売りにしている。
手羽先の発祥はそもそも名古屋である。
名古屋で有名なのは、山ちゃん、風来坊、など。
自分も2年前まで名古屋に住んでいたので、手羽先にはたくさんお世話になっている。
名古屋の手羽先は、スバイスの利きが強く、一つひとつは小ぶりである。※山ちゃんの手羽先は美味しいけど、味付けがやや辛いかな、と思っている。
かっちゃんの手羽先は、その名古屋の手羽先とはやや違う。
身は大ぶり、静岡の特産いきいき鳥。
皮はほど良くパリパリ、中はジューシー。
味はスパイスの利きが丁度よい。
食材は、その日の朝に仕入れてその日に出す。
いきいき鳥の素材の良さを活かしていると感じる。
これらは、こだわりらしい。
店長に話を聞くと、
その料理にかけるこだわり、調理技術の話が止まらない。
素材を活かす下処理(仕込み)、焼き方、塩加減 など。
静岡のゆったりとした土地柄(ややこだわりが薄い)を考えると、なかなか珍しい店かもしれない。
こだわりとは、その店の存在価値だと思う。
自分は、こだわりがある店だけが好きだし、そういう店がずっと残ると思っている。
店の雰囲気は、一言で言うと「居心地の良さ100%」。
店長の気さくなトークも良い、店のスペースが適度にゆったりして落ち着く。
年を重ねると、こういう店の方が好ましくなる。
自分も年取ったなー。でもこれで良い。
知り合いを連れていっても、ほぼ同じ感想。
手羽先かっちゃん、オススメ。



